ギボシ端子って何?
2025.04.03
圧着端子の中に、ギボシ端子と言う物が有ります。
買取、販売実績33万件!総合リサイクル25年!
ギボシって?
線どうしの着脱を可能にしたい部分に使う端子がギボシ端子です。
オスとメスの違いがあり、棒状の接続部になっています。
オス端子の先が抜け止め形状になっており、
ココが擬宝珠(ギボシ)に似ているのが語源だと言われています。
擬宝珠は神社仏閣をはじめ、なんか豪華な建造物や橋の柱の先についているタマネギみたいなヤツです。
九段下の屋根で光ってるデカいヤツが有名ですね。
ちなみに英語ではバレットターミナル(弾丸端子)と呼ぶそうで、こちらも形状由来のようですね。
平型のファストン端子も【平型ギボシ端子】とよびますが、
こちらはギボシ端子の機能から呼び名がついてしまったようですね。
子供の頃、親たちがゲーム機を全部「ファミ〇ン」と呼んでたのを思い出します。
ちゅら工具専門店 店頭買取のご案内
- ちゅら工具専門店の各店舗に売りたい工具を持って行き、査定をしてもらう
- 査定金額に納得がいったら売る
- その場ですぐに現金を受け取る
店頭買取の前にLINE査定をしておくと、先に大体の査定金額を知ることができるので便利です。
圧着方法
線の被覆を剥くところまでは、一般的な圧着端子と同じですが、
圧着作業は格段に面倒です。
メス端子を電源側に使います。
オス端子を電源側に使った場合、
接続を外している時に絶縁カバーから先端が露出してしまうので、
周りに接触して感電/漏電事故に繋がります。
ギボシ端子の圧着部はカシメ部が2つに分かれていて、
心線(通電線)部と被覆部を分けてそれぞれ2回に分けて圧着します。
先に心線部を緩めの穴で仮カシメをして金具の形を整え、正規サイズの穴で本締めします。
続いて被覆部分を同じ様に2段階圧着をします。
繰り返し抜き差しする端子ですので、
一般的な圧着方法ですと一か所に負荷が掛かり断線してしまいそうですね。
被覆と一緒にかしめる事で心線への負荷を分散しているようです。
最後に被覆を正しい位置にセットして完了です。
ギボシ端子おさらい
取り外しするパーツや、交換作業のある部分にはなくてはならないギボシ端子。
可動部分なので、注意して取付を行う必要があります。
オスメスの装着側に注意。
感電、漏電事故のリスクになります。
一般的な圧着端子と違いカシメ部が筒状ではないので、
一発でカシメようとすると心線がほどけはみ出してしまいます。
ツメを曲げるだけと思ってペンチ等でカシメない。
圧着不良の元です。
専用工具のカシメ穴をよく見ると頂点の中央が少し出っ張っています。
これによったツメの先がm字状に食い込み、心線や被覆線部をホールドします。
なんだかハンバーガーが食べたくなってきたので、ここで終了です。
『ちょっと嵩張るから持って行って安かったら面倒だなぁ』
そんな時はLINEでお友達登録をして画像を数枚送れば、おおよその値段が分かりますよ!
最終的に持ち込む店舗で、状態査定や在庫、同一品持ち込み個数等により変動がございますが、
是非お試し下さい。
リンクはコチラ⇓
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
買取、販売実績33万件!総合リサイクル25年!