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手動の圧着工具の使い分け
2025.03.21
配線工事でほぼ必須の圧着端子加工。
同じ様に見えますが、その違いについて。
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裸圧着端子-裸端子用工具
・裸圧着端子
基本的な圧着端子で軟らかい金属の管に電線を通し、押しつぶして使います。
ネジ止め用の輪が付いた物や、線を重ね繋ぎ合わせるPスリーブ、突き合わせて繋ぐBスリーブが代表的です。
絶縁機能はないので、別途絶縁スリーブを被せたり、熱収縮チューブ、テーピングが必要です。
・裸端子用工具
歯口は一枚で尖った凸側で管の接合部(ロウ付け側)を押しつぶし圧着します。
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絶縁ひふく付圧着端子-絶縁端子用工具
・絶縁ひふく付圧着端子
裸端子の管部分に樹脂製の絶縁被覆が付いていて、端子根元と配線の被覆部分を一緒に固定します。
配線と一緒に固定するので、線の動きによる断線がしにくそうですね。
撚り線用で、単線は使用不可だそうです。
裸端子用工具の使用は凸部がある為、潰し過ぎによる断線と絶縁部破壊原因になります。
・絶縁端子用工具
歯口は2枚で断面が樽型につぶれる様な凹凸になっています。
左右で径が違っていて、端子や電線を挿す向きが決まっています。
反対向きに使用すると、断線や圧着不良になります。
閉端接続子-閉端接続端子用工具
・閉端接続子
Pスリーブに片端が閉じた絶縁パーツが被さっています。
径の違う電線を繋げる際に使用されます。
・閉端接続端子用工具
歯口が一枚で裸圧着端子用工具に似ていますが、
絶縁端子用工具と同様に樽型につぶれる設計になっています。
凸型の歯口で絶縁パーツや端子を貫通しない様になっています。
作業手順の基本
・端子の先に線が1mm程度はみ出る様に被覆を剥く。
長すぎると毛羽だって端子外にはみ出たり、剥き出しの部分がショートの原因になります。
熱収縮チューブで絶縁しても貫通したり、そこから裂けてしまいます。
短すぎれば、被覆ごと圧着したり圧着部分が短かったりの圧着不良になります。
・端子を工具に噛ませる向きに注意し、適切な位置で圧着。
ロウ付け部分側を凸で潰す様にセットし、被覆付き圧着なら歯口の左右の向きにも要注意。
広い側と狭い側を間違えると断線やかしめ不足になります。
カシメ位置は通した圧着部の中央で。
閉端子は、被覆の奥に突き当たる長さで
圧着金具から1ミリ空く位の長さを剥き、2本をより合わせて圧着。
・適切なサイズの端子と対応した圧着器を使う。
端子が太すぎれば抜けてしまい、細ければ断線してしまいます。
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