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コンプレッサーとドレン管理
コンプレッサーとは切っても切れない敵それがドレン。
放置していると、コンプレッサーの寿命も作業の品質レベルも下がります。
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ドレンって何?
排水口や排水設備を指す名前ですが、
ドレン口から出る液体の方を「ドレン」と呼ぶ場合も多いようです。
ドレン水は水だけではなく、
空気中のチリや機械内のオイル、サビなどが混じっている汚染液です。
排出液が目視で綺麗に見えても触れるのはおススメ出来ません。
ドレン排出口に詰まったサビの固まりが砕けて勢い良く飛び出す事があるので、
手に刺さる等の思わぬ事故もあり得ます。
ここではコンプレッサーにとって重大な問題になる「ドレン水(液)」について、
お話していきます。
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なんでエアーコンプレッサー内に液体が?
空気を高圧でタンク内やホース/配管等に押し込み集めたり、
排気して減圧を繰り返すうちに溜まっていきます。
空気中の水蒸気が冷たいコップの表面で水滴になるのと同じ現象です。
この際に、チリやホコリ・機械内の潤滑油等のオイル、剥がれたサビが混ざり汚れます。
ドレン水は、
・油分(比重や親水性の理由で、ほとんど水を含まない状態の油)
・水と油が混在した部分(放置すれば分離する状態)
・乳化液(非常に細かいレベルで水と油の分子が結合、化学処理をしないと分離しない)
の3つの液体とサビやチリ等のゴミがまとまった物で、
場合によっては浄化処理をせずに排出すると罰せられる廃棄物です。
持ち運ぶエアー釘打ち機用のコンプレッサー程度は大丈夫なようですが、
大型・据え置き型(塗装業や動力用コンプレッサー等)は要注意らしいです。
ドレンを管理せず放置すると・・・
① 使用する圧縮空気に、ドレン水が混じる。
コンプレッサー自体だけでなく接続した機器にも汚染を拡げ、
フィルター詰まりや、混入物が高速で当たり傷つける原因に。
塗装の場合は圧力不安定や混入によるムラ、キズに繋がります。
② サビ水がサビを呼びタンク内や配管内の腐食を進行させます。
機械の寿命を削り高額の出費に・・・
③ タンク内の容量が減る。
液体は殆ど圧縮されないので、タンク内に貯められる空気量がへり、
作業可能量がへります。
さらに、コンプレッサーの動力部分への負荷が大きくなり寿命を縮めます。
④ 買取時の査定が下がる。
見えない内部の状態が酷い事が判り、基幹部分で修理も出来ないので、当然評価額は下がります。
状態によっては買取不能も・・・
ドレン水対策グッズ
とはいえ、ドレン抜きの作業は、面倒な位置だったり、
エアーの排出で色々とび散るので、億劫ですよね。
手先と時間を使うか、お金で解決するか悩みどころです。
ドレン対策商品を幾つかご紹介します。
・ドレンコックサイレンサー ・・・排気時の騒音と暴風を抑えてくれます。
周りのゴミの飛散も減って片づけも効率化。
・某社製品ドレントラップ ・・・運転中も自動で定期的にドレン抜き動作してくれたり、
コンプレッサーの電源オフでドレン抜きをしてくれるそうです。
毎日タンクがカラの状態で開始できるので、コンプレッサーに優しいです。
・ドレンカップ等 ・・・タンク内でなく、作業用の配管側に設置して圧縮空気を
クリーンで安定した状態にします。
塗装ムラやブツブツ跡、作業対象の汚れを防ぎます。
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