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「エアー工具」とは?特徴やおすすめメーカー紹介!コンプレッサー
「エアー工具って何?」
「それぞれのメーカーの特徴が知りたい」
そんな方へ、MAX(マックス)、makita(マキタ)、HiKOKI(ハイコーキ)のエアー工具について、ご紹介します。
それぞれのおすすめのエアー工具も参考にしてみてください。
買取、販売実績33万件!総合リサイクル25年!
「エアー工具」とは?〜電動工具との使い分け〜
「エアー工具」とは
「エアー工具」とは圧縮空気を動力源とした工具のことで、小型でコンパクトなのが特徴的。
電動工具と並んでよく使われるパワーツールで、「エアーツール」「空気工具」とも呼ばれます。
構造がシンプルで壊れにくく、メンテナンスにかかる費用を抑えられるのというのが嬉しいポイント!
電源が確保できない場所での作業に向いており、DIYなどの簡単な作業から自動車の整備工場などの本格的な作業まで、数多くの現場で使われています。
エアー工具と電動工具の使い分け
電動工具の動力源は、バッテリーや電源などの電力。
反対に、エアー工具は電気を使わないため、漏電や感電の危険性がなく、水場での作業に向いています。
アーク火花が出ないという点から、危険物を扱う工場などにも最適!
電動工具に比べてエアー工具の方がはるかに軽量で、長時間の作業にも適しています。
また、エアー工具は排気音とコンプレッサーの駆動音が非常に大きいため、騒音を気にする場所では注意が必要です。
エアー工具に欠かせない!「コンプレッサー」とは?
「コンプレッサー」とは
エアー工具に欠かせない「コンプレッサー」。
空気を圧縮し高圧力で吐き出すことで、エアー工具の動力源として圧縮空気を作る機械です。
コンプレッサーには高圧と常圧(低圧)があり、 高圧は0.1〜2.45MPa、常圧(低圧)は0.1〜0.83Mpaの範囲の圧力を取り出すことができます。
それぞれの接続口やホースの性能・対応工具とは異なり、基本的に共用は出来ません。
本体にあるハンドル・操作パネルで調整範囲内の加減が出来ます。
高圧と常圧の特徴 高圧は高出力で常圧に比べて工具が小型軽量な傾向があり、反動も小さいそうです。
常圧は構造強度を高く求められないので工具もコンプレッサーも高圧機に比べ安価で済み、 使用頻度が高くないDIY向けではないでしょうか。
コードレスのエアー工具用コンプレッサーは無いの?
タイヤ空気入れ程度の弱い物はありますが、エアー工具に使う圧力の物はありません。
難しい事はわかりませんが、銃刀法に触れるそうで日本ではバッテリー駆動のエアー工具用コンプレッサーは製造不能なようです。
メーカー紹介のハイコーキの所で触れたバッテリーブーストコンプレッサは 「補助動力のバッテリーで、バッテリーのみで駆動出来ない」ので大丈夫なようです。
(2024年4月現在)
エアー工具国内シェアNO.1!「MAX(マックス)」の
歴史
MAX(マックス)は、誰もが知るホッチキスのメーカー。
エアー工具メーカーとしての始まりは、昭和37年のエアータッカーの販売だそう。
現在は事務用品から浴室暖房などの住宅設備品まで、多岐にわたり製造しています。
特徴
用途によって多彩な機種を製造しており、「エアー工具国内シェアNO.1」、「職人さん人気NO.1」と言われるマックス。
仕上げ釘(フィニッシュネイル)や超仕上げ釘(スーパーフィニッシュネイル)を木材などに打ち込むための工具である「フィニッシュネイラ」はMAXの商標で、他社では「仕上げ釘打ち機」「面木釘打ち機」と呼ばれています。
おすすめのエアー工具
おすすめのエアー工具1つ目は、「AK1310Eシリーズ」の高圧専用と高圧/常圧両対応モデルの2種。
デジタル表示パネル仕様で、横長の設置設計で省スペースな壁置き向け。
2つ目は「AK1270E3シリーズ」の高圧専用と高圧/常圧両対応モデルの2種。
最新機種ではありませんが、人気機種のため中古流通が豊富で、コストを抑える選択肢としておすすめです。
釘打ち機「HN-75N4(D) 75mm」までのN釘対応で、打ち込みの圧力切り替え機構の他、エアダスターの威力調節が可能。
コンプレッサー: 高圧専用・高圧/常圧両対応・常圧専用等があります。2台連結使用や増設エアタンク等のオプションもあります。
makita(マキタ)
歴史
1915年、愛知県名古屋市で株式会社マキタの前身「牧田電機製作所」を創業。
電灯器具やモーター、変圧器の販売修理を開始しました。
その後大成長を遂げ、電動工具業界では国内トップシェアの大企業に。
現在では、世界でもトップクラスを誇るブランドになっています。
特徴
電動工具で有名だがエアー工具にも定評あり。 エアー工具用の他にタイヤやビーチグッズ向けの空気入れコンプレッサー等多用途の機種があります。 釘打ち機やネジ打ち機も多数あります。
おすすめのエアー工具
AC462シリーズ 高圧専用と高圧/常圧両対応モデルの2種。コンパクトで超軽量が魅力。デジタルパネルで暗所での状態確認が容易。
AC460S 高圧/常圧両対応モデルのみ。接続口を高圧1常圧1に絞り、タンク容量も減らし片手で持てるほどに軽量化。狭い場所で持ち歩いての作業に。
HiKOKI(ハイコーキ)
歴史
創業1918年の工機ホールディングス株式会社(旧・日立工機株式会社)が運営する、電動工具メーカー。
2018年、ブランド名を「HITACHI」から「HiKOKI(ハイコーキ)」に変更しました。
特徴
コンプレッサーは「さわモデル」と呼ばれている、国内開発/国内生産されている物が有名です。 国内で初で唯一のバッテリーブーストコンプレッサ(バッテリー駆動ではありません)を販売しています。 また殆どの最新型の「コンプレッサ、釘打ち機、ねじ打ち機」はユーザー登録で2年保証対象になります。
おすすめのエアー工具
お勧め工具・・ねじ打ち機: 高圧ねじ打機 WF4HS 先代機の約1.7倍の締め付け速度。41mmネジまで対応。 付属の専用工具で摩耗した内蔵ドライバーを簡単に交換できます。
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